On と Off

夫と息子(2012年生まれ)の3人暮らしのワーキングマザーのOnとOffを綴ります

大阪北部地震。体験者から学ぶこと。

大阪北部地震発生の翌日は、交通機関が通常通り復旧していたため会社に出勤しました。同じ部署の人の中には、通勤中の電車の中で地震に遭い、電車の中で数時間缶詰にあった方が数名いました。また、会社に着いたもののエレベーターが稼動しておらず、オフィスがある30階まで階段で上がった人や昼過ぎに復旧するまで1階で待機されていた方も。そして、公共交通機関がストップしたため、家にたどり着いたのは夕方以降になったとのことでした。

 

話を聞くうちに、いつくるかわからない地震に備えて、自宅にいるとき、通勤途中、会社の中など、様々なケースでどのような行動をとるべきかを考えておく必要があると感じました。私が日ごろからやるべきと感じたことをあげてみます。

 

・モバイルバッテリーを持ち歩く

スマホはいつも家で充電し、通常帰宅すると80%程残っている状態ですが、非常時への備えとして。

・家にたどり着く複数のルートを頭に入れておく

これまで人身事故や台風時に別ルートで帰宅したことがあるので、そのときの体験を積み重ねることで、不測の事態に対応できると思います

・家や会社を出る前にトイレを済ませる

これはいつもやっていることですが、電車の中に閉じ込められたときのことを想定し、改めて大事だと感じました

・普段から歩きやすい靴で通勤することと、日ごろから体力をつけておくこと

私も地震当日、駅まで20分歩き、そこで地震に遭ってまた家まで20分歩いたのですが、結構疲れました(気が張っていたことも原因の1つ)。もし、会社から歩いて帰宅するとなったら。。。かなりの距離になります。途中、母方の親戚宅がありますし、反対方向ですが、自宅よりも義実家がかなり近い場所にあるので頼ることも出来ますが、どちらにせよ結構な距離を歩かなければなりません。それを乗り切るには、歩きやすい靴で通勤することと、体力をつけることが大事だと思いました。

 

いつも昼食を一緒に食べている別の部署の茨木市在住の方は、地震後2日間会社を休んでいて、木曜日にようやく出勤されました。話を聞いてみると

 

・家の中は廊下以外全て物が散乱

地震直後、足元が危険な状態で、まず履物を玄関まで取りにいくのにかなりの時間を要した

・観音扉の食器棚が倒れて中の食器は数枚除いて全て割れ、ガラス等の破片は掃除機などで何度掃除しても完全に取りきれない

・冷蔵庫が倒れて中にあった飲み物や玉子がフローリングに散乱

・テレビが倒れて故障。倒れたパソコンを戻そうにも重い家具が線を踏んでいて動かせない

・近所のコンビニやスーパーは商品がない

・母親の寝室の本棚等が倒れたが、幸い起きている時間だったため問題なかった

 

家は問題なかったものの片づけが大変で、割れ物等の燃えないゴミが10袋近く、燃えるゴミが3袋にもなったとのことでした。ゴミの収集は通常通り行わているそうです。

幸い、その方の自宅は電気・ガス・水道は問題なく使えたため、風呂で掃除で汚れた身体を洗ったり料理をすることは出来たそうです。ただ、母親と女性2人暮らしのため、片づけが思うようにいかず、こういうときは男手が必要で、近所の人にも助けてもらっているそうです(近くに弟さん家族が住んでいるがそちらも被災して手伝ってもらえる状況にはないそうです)。

 

話を聞いていると、家の中に背の高い家具をなるべく置かないこと、ある場合は壁に固定することが大切だと思いました。そして、こういうときは近所の人が頼りになること。女性だけの世帯の場合は特に助けが必要になるでしょう。我が家の場合は、周りは老夫婦の世帯が多く、夫は地域の防災委員をしているため、何かあれば助ける側になるかもしれないと思いました。

 

被災された方がこんな時大変な状況なのに2日で出勤を決意したのは、近所に住む友人が「仕事に行くと気分転換になる」と言っていたからだそうです。実際、電車で数十分移動するだけで、物があふれていて普段とかわらない生活があるなんて別世界だと話をされていて、帰りにウエットティッシュを買って帰ると話されていました。今回の地震は局所的だったため、水道が不通の地域にも給水車が近隣より配置され、歩いていける距離にあって助かるとのことでした。

 

テレビやインターネットの情報だけではわからない、被災された方の実際の話しを聞くことができて、とてもためになりました。月曜日の大きな地震の後も、小さい余震が続いていて(昨夜、我が家も揺れました)まだまだ落ち着かない状況ですが、出来ることから備えをしていこうと思います。そして、1日も早く被災地が元の生活に戻れることを願っています。